金沢キッチン初めての発酵おせち料理初日
2017年新年あけましておめでとうございます。昨年はよろクリスマス会からの、オードブル各種注文を頂き、その続きでおせち制作がはじまりどうなるかと思いましたが、何とか初日おせちをお客様に無事配達終わりました。
金沢キッチンは今年初めてオリジナルのおせちを販売することになりました。
重箱の発注すらどうしたらいいのかわからない状態からの制作。
内容は発酵食品を使ったおせち
11月初めからの注文を聞き始め早めにご予約を頂き完売しました。
数は初めなので、10個限定でしたが最後には12個になりました。
麹は石黒麹種麹店から仕入させて頂きました。
野菜は地元野菜を中心に使用し、農家さんには寒い中たくさんの野菜の用意をして頂き助かりました。
28日からの雪は寒い中での作業となりました。
30日はオードブルの注文が中心でした。そして31日よりおせちの注文。
大阪から姉も手伝いに来てくれて何とか無事に完成!
このようになりました。帯には二俣和紙を使用しました。
キムチや青首カブらのべったら漬けは匂いがきつくなるので、袋に入れて詰めました。これは石黒麹店の社長さんから教えてもらいました。カブや大根の麹漬けは匂うので袋に入れるといいよと言う事でした。
ごぼうのガトーショコラも付きます。
焼き豚は甘酒で漬け込むととっても柔らかく仕上がりました。
黒豆はあじまめ農園さんの無農薬豆。ふっくらとして豆の風味が豊かです。
一つ一つ手作業でご家族で長野県で栽培しています。
在住は金沢で二俣の直売所で販売されていたことから繋がりができて豆はあじまめ農園さんのをよく使わせてもらっています。
大根、ゴボウ、自然薯、ほうれん草、生姜も二俣町の物。
カブ、里芋、ネギ、白菜、は清水町です。
金沢キッチンからは南砺市も近いことから福光町にある直売所にて紫芋を購入。
栗きんとんを紫芋を使いました。
栗の甘露煮はどうしても添加物があるので、四万十のむき栗を購入して、甘露煮を作り合わせてみました。栗の味がとってもして美味しい一品となりました。
キッシュにはたっぷりの医王山ほうれん草と玉ねぎ、マッシュルームを入れ、特別なスパイスを入れてみました。
生ハムも添加物が多いので、塩だけで作った生ハムを探し出しなんとか使えました。
鰤の味噌麹焼きの味噌は自家製みそに自家製塩麹と合わせました。
どの原材料にも作り手の顔が見えるので、私も心を込めて一つ一つ優しい味付けで作らせて頂きました。
お客様の食卓がほっこり笑顔になるようなおせちに仕上がっていると嬉しく思います。
今日はもうお正月。朝にはまた厨房で次のお客様のおせちを仕上げます。
作りたてのおせちを食べていただけると嬉しく思います。
おせちの配達をするとお客様からいろんなものを頂きました。
お菓子やかぶらずし、鉄鍋。
感謝感激です。本当にありがとうございました。
おせちお買い上げの皆様には特別な割引がございますのでまた改めて送らせて頂きます。
今年も素敵なスタートが切れそうです。
皆様新たな気持ちで健康に楽しく今年も過ごしましょう。
昨年金沢キッチンで繋がれたお客様には本当に感謝申し上げますとともに本年も引き続ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。