はぐくみスクール夏祭り2017
今年から始まったはぐくみスクール、子供達は夏休みに入りご家族でもいろんな体験をしながら過ごしていることでしょう。
金沢キッチンが取り組むはぐくみスクールでは子供達の好奇心を生かして、学ぶこと考える事、食べる事作ることを基本に子供達と一緒にいろんな講師の方にお越し頂き、実際に取り組み、一つのもを仕上げる創造力を養う力、取り組んだことを振り返り発表し表現力を養っています。
私が講師として取り組むことで大切に思っていることは、材料一つ一つの味だったり、香り、そしてどれぐらい調味料を入れたら美味しくなるか、何と組み合わせるとさらに美味しくなるかをみんなで考えることをしています。
パンの中にはどんな材料があってどうやってできるのか?トマトソースの材料って何が入っている?とれたての野菜はどんな味?
嫌いな野菜もみんなで作ると美味しい魔法がかかるのか、はぐくみに来てくれる子供達はきれいにご飯を食べてくれます。
春から土づくりに取り組み、ジャガイモやさつま芋の苗の植え付け、野菜の種を蒔きました。
虫に食べられてうまく行かなかったこと、雨で流されたり水はけが悪くて今年はちょっといまいちだったけど、これを来年につなげて、どうやったら美味しい野菜ができるのかを今後の課題にしてまた来年の参加者が美味しい野菜が取れるように繋げることも大切です。
ジャガイモについては大量に収穫でき子供達のお土産にお料理にたくさん使うことが出来ています。
ジャガイモ料理の時はもちろん皆完食でした。
そんな前半の授業も終わり、8月6日、夕方からはぐくみスクール夏祭りが開催されました。
この日は保護者の方も一緒です。普段は子供達だけですが、今日はお母さんお父さん兄弟に普段の成果を見せる場ですよ。
今回はいわなのつかみ取り、ねじねじパン作り、キーホルダー作りに取り組んでもらいました。生きた魚を捕まえることは少し抵抗があったようですが、途中からみんな一生懸命!
40匹のいわなをみんなで捕まえます。お母さん達に竹串でいわなの口から竹串を通しさしていきました。子共たちも大騒ぎでした。命をいただく、そして新鮮なうちに頂くと言う事美味しいと感じたことが今後この子達の味覚と思い出として脳に刻まれることでしょう。
炭火で焼きます。
高熱の火でお兄さんに焼いてもらいました。口の中の色が変われば食べごろ、頭を焼くイメージで、頭からの汁が白っぽくなれば焼き上がりだそうです。
最高に美味しい!!感動です。
巻き巻きパンはあらかじめ捏ねておいたパン生地を竹の棒に巻き付けてもらいます。
そしてこれも炭火で焼くとふわふわカリッと。香りも良くて美味しいと感じました。
こういった体験から、体と、味覚と脳がリンクします。
こうしたら美味しいと言う事を子どもは自然に学んでいきます。
生きるていく知恵や工夫がこの体験から養ってくれればと思う気持ちで企画しました。
ヤマダタッケンさんによるキーホルダー作り、はセンスを養います。
とってもおしゃれなキーホルダー
塗料をバランスよく塗ったりアクセサリーや焼き印をつけたりオリジナルのものを作ります。
大人たちが一生懸命子供の為にこんなに尽くしてくれる環境をはぐくみスクールでは提供できます。自分が想像していた以上に、子供への愛を講師から感じとることが出来ています。
これは自慢の一つです。
ヤマダタッケンさんもう一つ素敵なものを持ってきてくれました。
ポップコーンマシーンです。なんて可愛の!!
子供達も大喜びです。
後半はまた次回に。今日はこの辺で。