はぐくみスクールも折り返し地点。夏休み中の子供とどう過ごすか?
- 丸山順子
- 2019年8月19日
- 読了時間: 3分
昨日ははぐくみスクールでした。
夏休み中は参加者が少し少なくなりますが、それもいいと思います。家族で過ごす時間も大切です。
5月から始まったはぐくみスクール、8月で折り返し地点です。
今年の参加者はほぼ新規の子が多く、新たな個性豊かな子供達が来てくれています。
ここに来る子供達はいろんな経験をしてきた子供達や好奇心がお旺盛な子、お料理が好きな子が集まります。
1日通していろんな事を学ぶ体力もあります。
朝調子がいまいち乗らない子も、畑に行って虫に触れ合うと目の色が変わったり、お母さんと離れる事が辛い子も、初めて会うお友達と手を繋いで協力し合います。

はぐくみの夏祭りが終わると皆すごく仲良くなります。8月前よりもっと仲良しに。
集中力が切れ出すのもこの時期、
好きなことには集中してくれるのだけど聞いて欲しい時にあっちへ行ったりこっちへ行ったり。あまりキチキチしないのもはぐくみスクール。席につかなくても授業は進みます。そのうち戻って来てくれます。
その時に力を発揮してくれるのが、ボランティアの先生達。ちゃんとその子に寄り添い、声かけなどで、その子をやる気にさせてくれる。
私が言うより効果的です。
先生というのはいい時もあれば、聞いてくれない時も。先生とは違う、話を聞いてくれる先生がとても子供達には必要なんです。
子供はたくさん話したい事があります。
特に夏休み。
学校で今まで取り組んだ子供、家族で旅行した事。できなかった事ができた事などなど、
はぐくみスクールは授業も大切ですが、子供達と対で話し合う時間も大切にしています。
毎年8月の授業はきちきちに授業を入れず、お料理や畑、プールで楽しみ、夏の思い出などを振り返る時間を作ります。
お料理はいつもは11時からですが、昨日は朝9時に畑で野菜を収穫。虫取りして、10時からスタート。
夏休みの間に頑張ってきてくれたのでお料理も少し豪華。
海鮮丼とパプリカとナスの肉炒め、サーモンの皮のフライ、かぼちゃの天ぷら、キュウリとワカメの酢の物。
夏祭りでお魚を切ることを覚えてまた切りたいと声を上げてくれたお兄ちゃんとお姉ちゃん。
皮引きもしてくれて綺麗に刺身になりました。
皮はもったいないからフライにしようと、お姉ちゃんが言ってくれました。カリカリでとっても美味しかったです。
パプリカもb品ですが、甘くてなんの問題もなく食べられます。
フードロスについても子供達自らいろんな案を
くれます。子供達にももったいないと言う意識があるようです。
毎回ながらとっても美味しかったです。
長蛇の列で近江町市場で並んでいる方を呼んであげたいぐらいです。
12名分、子供達の協力で出来上がりました。
午後からはプールで午前中にかいた汗を流しました。
その後はスイカを食べて夏の思い出を振り返り絵日記を書いてもらいました。
家族での旅行や花火そして一人の女の子は、はぐくみスクールの夏祭りのことを書いてくれました。彼女はアレルギーがある為なかなか自由に食事をとる事ができません。
それなら気にせずこの日は食べてもらいたいと、対応をしました。絵にはお友達と楽しそうに食事をしている絵を描いてくれました。
子供達との時間はこちらもいろいろ考えさせてくれます。
○普段なかなか一緒に過ごせない保護者の方は是非この夏休みや旅行中に子供達とゆっくり話しをしてみてください。子供は大人以上にいろんな発見をして考えを持っていますよ。
○夏休み中に一緒にいろんな問題について話し合ったり、読んだ本の感想を聞いたりしてあげることも、自分の中の言葉でまとめる力になります。
○質問と回答を交互にして下さい。
○お料理を一緒にして下さい。
夏の期間の成長はすごいですよ❗️
9月またお会いできるのを楽しみにお待ちしています。
次回も満席となります。
ガラスの授業とお昼ご飯作り、
畑の種まきを予定しています。
はぐくみスクールについて
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